こんにちは
あいんずよしです
前回は実際に物件を見学し、気に入った物件が見つかりました!
あとは気になる初期費用なども知りたいですよね。
この後は店舗へ戻り、初期費用の見積書を作成してもらって申込手続きを行います。
初期費用の見積もり作成
まずは担当の営業の方が物件の最終の空室確認を行い、契約時にかかる費用を確認してくれます。
主な費用
・礼金
礼金はお礼金ですので、退去時に戻ってこないお金です。
・敷金
敷金は基本的には退去時に返ってくるお金です。ただし、債務不履行による損害金や原状回復費用を差し引かれる場合があります。(契約時に別途特約を記載する場合もあります)
・保証委託料
賃貸の契約は現在9割くらいの契約で保証会社に加入するのが当たり前になっています。
保証会社とは、入居者が賃料等を滞納した場合などに保証会社が貸主に建て替えをして支払う制度です。要するに貸主側の保険になります。この保証会社の保証料は初回保証委託料(初期費用に含まれる)と月額、あるいは年額保証料があります。(各保証会社の規約によります)
・鍵交換料金
全入居者の鍵シリンダーから新しい鍵シリンダーに交換する費用です。新品に交換する場合や中古で別の建物からローテーションする場合があります。鍵の種類(通常、カード型、ディンプル型など)によっったり、管理会社によって金額は異なります。
・ハウスクリーニング代
ハウスクリーニング代は最初に支払う場合と退去時に支払う場合があります。最近ではクリーニング代は定額料金に設定されている場合が多いですね。
・火災保険料
火災保険はご自身で加入する場合と管理会社指定の火災保険に加入しなければいけない場合があります。どちらにしても加入が契約上必須の場合がほとんどです。
・仲介手数料
賃貸居住用の仲介手数料は貸主、借主双方からの家賃半月分+税となっております。
ただし、借主の承諾がある場合は1ヶ月分+税を上限として請求できます。
これも仲介会社によって請求金額は異なりますが、仲介手数料はお問い合わせの対応から案内、契約手続き等仲介業者の成功報酬ですので、出来るだけ値切らずに払ってあげてください。
あまりに値切る交渉をすると業者さんから嫌われますよ。
他の項目(礼金等)を下げれないか営業さんに交渉してもらいましょう。
・前家賃
初期費用の中には契約開始月、翌月の賃料が含まれますのでご注意ください。賃貸住宅の家賃は前払いが基本です。
だいたいの初期費用の金額を知りたければ、通常は家賃の4~5ヶ月分はかかると覚えておきましょう。
申込手続き
初期費用の金額もわかり、最終的にこちらのお部屋を申込たい!となりますと、次は申込手続きになります。
仲介会社や管理会社指定の申込書に必要事項や個人情報を記入し提出すると入居審査が始まります。
最近はWeb申込も多く、お客様の携帯から入力していくパターンもあります。
申込時に必要なものは物件によって異なりますが、代表的なものは
・身分証明書(免許証、保険証、パスポート、マイナンバーカード等)
・在職証明書(社会保険証、給料明細、源泉徴収票)
・車検証
などですね。
申込書に記載漏れがあったりすると審査が滞ってしますので、必要項目はしっかり記入しましょう。
申込時に重要事項説明を行う業者さんもありますが、審査通過後に契約書が発行されてから作成された重要事項説明書で説明を受けた方がよいと思います。契約書との相違を防ぐ為です。
重要事項説明とは宅建業法35条で義務付けられているもので、宅地建物取引士が説明をしなければならないものとなります。稀にこの説明をしない業者、宅地建物取引士の資格のないものが説明を行う業者がありますので、そのようは業者は宅建業法違反の業者です。
きっちり宅地建物取引士の免許証の提示を受け、契約開始日以前に説明を受けるようにしましょう。
さて、申込手続きが終われば次は審査通過後に本契約になります。
次回は審査から本契約までご説明いたします。